Kobe Studio Seminarでは,参加人数の多少に関わらず,中身の濃い議論を様々なトピックについて行うことを目指しています。想定されるトピックは,実に様々な数学分野,計算に関する様々な分野,そして芸術などで,例えば次のようなものです。
Low-dimensional topology, differential geometry, complex analysis, algebraic geometry, number theory, category theory, computer sciences, symbolic computation, drawing, computer graphics, graphics, typography, music, sound construction, architecture, building construction, house planning, choreograph, cinematography, linguistics, contemporary art, classical art, and etc.
数理情報環境論では,人間発達の現代的諸課題の多くの解決に様々な形で必要とされる数学や計算機について教育と研究をしています。現代社会の様々な分野で生じる多様な問題を対象としているため,研究の発展のためには,分野や産学の壁を越えた交流が重要となります。
人間発達環境学研究科では,アクション・リサーチ(地域や社会への参画を通して研究する)を進めるヒューマン・コミュニティ創成研究センターや,市民と専門家(科学者・技術者など)の対話と協働の場づくりなどを行うサイエンスショップなどの活動を行っていますが,専門家と専門家が気軽に交流できる場の提供は行っていませんでした。
そこで,数理情報環境論では,大学の研究者はもとより,企業の技術者から伝統芸能の職人など,分野や所属の壁を越えて専門家と専門家が気軽に交流を行える場として,2013年度より「Kobe Studio Seminar」を始めました。なお,本プロジェクトは,Studio Phonesの桐生氏が起案し,その後,本研究科の長坂准教授も参加し共同運営を行うようになったStudio Phones Seminarを発展させたものです。