と
が与えられたとき,
ならば
の任意の元
に対して
より
が定義できる17.
このとき,
に対し
を対応させることにより,
から
への写像を定義することができる.
この写像を
で表し,
と
の合成
(あるいは合成写像)とよぶ.
は,二つの写像(関数)
と
の合成である.
と
とすると,
と
の定義域および値域は
ともに
であるから,
のどちらも定義できる.
この合成関数を具体的に求めると
写像の合成に関しては結合法則が成り立つ.すなわち,
に対し,
TAKAHASHI Makoto : http://herb.h.kobe-u.ac.jp/